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施策は動いているのに、成果がわからない。マーケティングのゴール設定を考える

目的を絞った次は、「ゴール」を決める

「何を達成したら成功か」が決まっていないまま動き始めると、頑張るほど迷走してしまいます。

6月5日のコラムで、「目的を絞ることの大切さ」をお伝えしました。「目的を絞る」とは進む方向を決めること。では次に必要なのは、「どこまでいったら達成か」という到達点、つまりゴールを決めることです。

「色々と施策は動かしているのに、どれが効いているのかわからない」「数字は出ているけど、良い状態なのか判断できない」。その原因のほとんどは、ゴールが決まっていないことにあります。

ゴールが決まって初めて、数字は意味を持つ

数字を見ていても、基準がなければ成果は測れません。

WebサイトのアクセスやSNSのフォロワー数、投稿のいいね数など、「数字を見ています」という担当者の方は多いです。ただ、数字を見ていても「これで合っているのか」という確信が持てない、という声もよくお聞きします。

その原因のひとつに、「この数字が良ければ成功」という基準が、そもそも決まっていないことが挙げられます。基準が決まっていないと、数字が増えても減っても「これでいいのか」という判断ができません。増えていれば何となく安心し、減っていれば何となく不安になる。でも、それは成果を測っているのではなく、数字に振り回されている状態です。ゴールが決まって初めて、数字は意味を持ちます。 

たとえば、目的が「問い合わせを増やしたい」なら、見るべきは問い合わせの件数(CV数)やサイト訪問者のうち何%が問い合わせに至ったか(CVR)です。目的が「認知を広げたい」なら、広告がどれだけ表示されたか(インプレッション数)や、どれだけの人に届いたか(リーチ数)が指標になります。同じ「アクセスが増えた」という事実でも、目的によって「成果が出た」にも「まだ足りない」にもなり得るのです。

ゴールを決めると、何が変わる?

「何を達成したら成功か」が明確になるだけで、日々の動き方が変わります。

たとえば「3ヶ月で問い合わせを月5件増やす」というゴールが決まれば、そのために何をすべきかが逆算できます。サイトの導線を見直すのか、広告を出すのか、コンテンツを増やすのか。施策の選び方に、根拠が生まれます。

振り返りの際も、「なんとなく続けている」状態から脱して、「先月より問い合わせが2件増えた、何が効いたのか」という分析ができるため、成果が出たときも、出なかったときも、次の打ち手が見えてきます。

もうひとつ重要なのが、「設定した目標が本当にゴールなのか、それともプロセスなのか」を見極めることです。たとえばインプレッション(広告の表示回数)を増やしたとしても、問い合わせが増えなければ目的は達成されていません。「インプレッションが増えれば、なんとなく問い合わせも増えるのでは」という考えは、必ずしも正しくないのです。インプレッションはあくまでプロセスであり、ゴールではありません。ゴールを決めるときは、「それは最終的に何につながっているか」を一度確認してみましょう。

ゴールは、一文で書けるくらいシンプルでいい!

難しく考えず、まずは理想の状態を言葉にしてみましょう。

ゴールを設定するときのポイントは3つです。

① 数字で表せるか 「認知を上げたい」より「サイトへの月間アクセスを1,000増やす」の方が、達成したかどうかが判断できます。数字にできないゴールは、曖昧なまま終わりやすいです。

② 期限があるか 「いつかは問い合わせを増やしたい」ではなく「3ヶ月以内に」という期限があると、施策のペースも判断しやすくなります。

③ 理想値より、まずリスクから考える 「最大限うまくいったらどうなるか」より、「最低限これだけ達成できれば失敗ではない」という基準を先に決めましょう。最低ラインをクリアできているなら、その施策は失敗ではありません。そこから改善を重ねて理想に近づけていく方が、誤った判断を防ぎやすくなります。

『何を目標にするか』から、伴走します

ゴール設定に、正解はありません。自社の状況に合った目標を、一緒に見つけましょう。

ご相談いただく内容で一番多いのは、『何から始めればいいかわからない』というものです。ニューズコムは、「目標をどう設定すべきか分からない」という段階からご支援することも可能です。現状の施策や課題をヒアリングしながら、まず何を目指すべきかを一緒に整理し、その目標に合った施策と測り方を設計していきます。

特に「認知を上げたい」「ブランドイメージを改善したい」といったテーマは、Webアクセスだけでは測れないことも多く、ゴール設定が難しいと感じる方も多いです。デジタルだけでなく、紙・イベントなどリアルな施策も含めて、最適な目標と測り方を一緒に考えていきます。 

まずは私たちと一緒に、ゴールを決めるところから始めませんか。ぜひお気軽にお問い合わせください。

この記事を書いた人

氏名
西山 浩之
所属
ビジネス戦略推進部
役職・肩書
執行役員 CTO / CMO
プロフィール

Web・システム領域で約20年の実務経験を持ち、営業、マーケティング、デジタル広告・SNS運用、Web制作、システム開発、データ分析、Webディレクション、プロジェクトマネジメント、組織マネジメントまで、複数の専門領域を横断して担当。官公庁・企業サイト、キャンペーンLP、ECサイトの企画・設計・制作から、運用保守、アクセス解析、改善提案、サーバー管理、Webセキュリティまで、Web・デジタル領域における幅広い実務経験を持つ。

マーケティング領域では、事業計画、販売戦略・戦術、広報、プロモーション企画、Webマーケティングの設計から実行・検証までを一貫して支援。Google広告認定資格を持ち、Google広告、Yahoo!広告、Meta広告、LINE広告、TikTok広告、ジオターゲティング広告、DSPなどのデジタル広告について、企画、ターゲティング・配信設計、運用、分析、改善まで対応する。SNSについても企画設計、運用、効果分析まで手掛けるほか、GA4、GTM、GSC等の各種解析ツールや、GPS・位置情報データを活用した人流分析、ヒートマップ分析などを通じ、ユーザー行動や施策効果を多角的に捉え、データに基づく継続的な改善につなげている。

技術領域では、HTML・CSS・JavaScriptをはじめとするWeb制作の基礎技術から、WordPress、Movable Type、microCMS、ShopifyなどのCMS・EC構築、Laravel、CakePHP、CodeIgniter、Next.js、React、Node.js等を用いたWeb・業務システム開発まで対応。PHP、Python、JavaScript、TypeScript、Java、C#、C言語などのプログラミング言語や、Prisma、MySQL、PostgreSQL等のデータベース・データアクセス技術も活用し、フロントエンド・バックエンドの双方からシステムを設計・構築している。

基幹業務システム、CRM、SFAなどについても、導入検討から要件整理、設計、構築、運用まで対応。既製品や既存サービスの機能を活用しながら、業務に合わせた独自機能や業務アプリを追加するカスタマイズ開発から、要件に応じたフルスクラッチ開発まで、目的・予算・工数・将来の運用を踏まえて最適な開発方式を選択できる。単にシステムを構築するだけでなく、業務効率化、生産性向上、情報共有、営業活動の高度化など、経営・業務課題の解決につながる仕組みとして設計することを重視している。

近年は、Cursor、Vercel、GitHub、Supabase、Vercel Blobなどを組み合わせたモダンな開発環境を活用し、AIを取り入れたシステム開発、業務改善、分析、運用の高度化にも取り組んでいる。また、SEOに加え、AIO・GEO・LLMOを意識したAI検索最適化、Schema.org・JSON-LDによる構造化データの設計・実装にも対応。検索エンジンだけでなく、生成AIやAI検索が企業、サービス、人物、専門性、提供価値を正しく理解できる情報設計を重視し、Webサイトの技術基盤、コンテンツ、内部構造、構造化データまでを横断して改善している。

最大の強みは、これらを個別の専門領域として扱うのではなく、経営・営業・マーケティング・テクノロジーを一つの視点でつなぎ、求める成果から逆算して最適な手段を選択できること。顧客との打ち合わせ段階から事業課題や目的を整理し、事業計画、販売戦略、広報・プロモーション、広告、Web、システム、AI活用までを俯瞰したうえで、技術的な実現可否、開発方式、システム構成、必要な工数・コスト、構築後の運営・運用まで一貫して検討できる。企画と実装、マーケティングとシステムを分断せず、複数の視点から課題解決の方法を組み立て、実行後のデータを次の施策へ反映することで、精度の高いPDCAにつなげている。

執行役員・部門責任者としては、経営から現場までを俯瞰しながら、事業・組織のマネジメントにも従事。社内全体の技術基盤、業務システム、ルール、業務フロー、運用体制の設計・整備、スタッフ教育、技術的サポート、業務改善にも携わり、個別案件の成果だけでなく、組織全体の技術力、業務効率、生産性の向上を推進している。

専門領域
  • 事業計画・事業設計
  • 事業戦略
  • 販売戦略・戦術
  • マーケティング戦略
  • プロモーション企画
  • 広報企画
  • Webコンサルティング
  • デジタルマーケティング
  • Webマーケティング
  • デジタル広告
  • Web広告
  • SNS広告
  • Google広告
  • Yahoo!広告
  • Meta広告
  • LINE広告
  • TikTok広告
  • DSP広告
  • ジオターゲティング広告
  • 広告ターゲティング設計
  • 広告配信設計
  • 広告運用
  • 広告分析・改善
  • SNS企画・運用
  • SNS分析・改善
  • アクセス解析
  • データ分析
  • 効果測定・検証
  • GA4
  • Google Tag Manager
  • Google Search Console
  • 人流分析
  • 位置情報分析
  • GPSデータ分析
  • ヒートマップ分析
  • Webサイト企画・設計
  • Webサイト制作
  • Webサイト運用・保守
  • Webサイト改善
  • Webディレクション
  • LP制作
  • ECサイト制作
  • ECサイト運用
  • ECモール出店・運営
  • CMS設計・構築
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  • Shopify
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  • SFA導入・構築
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