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「多すぎる目的」に要注意。成果につながるマーケティングの整え方

「目的が多い」状態は、実は危ない?

「目的が多すぎる」状態は、結果的に目的がない状態とほとんど変わりません。

「認知を上げたい、問い合わせも増やしたい。採用にも使いたいし、SNSもやりたい」。マーケティングやプロモーションについてのご相談を受ける際、こうした答えが返ってくることがよくあります。

以前、ある会社の担当者の方から、「やらないといけないことはたくさんあって、色々手を付けている状態です。でも正直、何が成果につながっているのかわからなくて…」というご相談をいただいたことがあります。

「色々な目的があって、全部進めているのに、いまいち進んでいる実感がない」といった状況に、心当たりはありませんか。

目的が複数あること自体は企業として自然なことですが、問題は、それらが「同時に・同じ優先度で・同じ予算で」動こうとしていることです。

限られた時間と予算を、複数の目的に分散させると、どれも中途半端になってしまいます。成果の判断基準も曖昧になり、「やっているのに効果がわからない」という状態が続きます。そして最終的には「なんとなく続ける」か「なんとなくやめてしまう」状態になり、結果としてマーケティングが機能しなくなってしまうのです。

目的が複数あると、何が起きるのか

目的が絞れていないと、施策だけでなくメッセージまでバラバラになっていきます。

よくみられるパターンをいくつかご紹介します。

▶ Webサイトの場合:「誰向けかわからない」サイトになってしまう

新規顧客向けの情報も、既存顧客向けの情報も、採用情報も、全部トップページに並べようとすると、訪問者は「自分に関係ある情報はどこ?」と感じてすぐ離脱します。誰にでも届けようとしたサイトは、誰にも届かないサイトになりやすいです。

▶ SNSの場合:投稿トーンがバラバラになる 

「認知を広げたい」と「問い合わせにつなげたい」を同時に狙うと、投稿のトーンや内容が定まりません。ある日は会社の雰囲気を伝えるカジュアルな投稿、次の日はサービス訴求の硬い投稿。フォロワーには「結局このアカウントは何を伝えたいのか」と映ってしまいます。

▶ 広告の場合:媒体予算が「薄く広く」になっている 

「認知を取りたいからブランド広告を出したい」「でも問い合わせも欲しいからリスティングも」。もちろん全てをカバーする設計をすることはありますが、目的が複数あるということは、広告予算が分散するということ。全体予算によっては、結果的にどの広告も効果を発揮できる量に達せず、「広告を出しているのに成果が出ない」という状態に陥ってしまう場合があります。

「絞ること」は、諦めることではない

目的をひとつに絞ることは、他の目的を捨てることではありません。「今、最初に動かすもの」を決めることです。

マーケティングには、順番があります。認知が広がれば問い合わせが増える可能性が高まります。問い合わせが増えれば受注が増え、実績が積み重なれば採用にも好影響が出ます。つまり、ひとつの目的にしっかり取り組むことが、結果的に他の目的にもつながっていくことが少なくありません。

「まず問い合わせを増やすことだけに集中しよう」と決めた会社が、半年後に「気づいたら採用の問い合わせも増えていた」というパターンは珍しくありません。目的を絞ることで施策が明確になり、メッセージが一本化され、成果の測り方も決まる。そこから、すべてが動き出します。

では、どうやって絞ればいいのか。目的の絞り方に迷ったときは、以下の3つの観点で整理してみてください。

① 今、一番困っていることは何か 

「問い合わせが来ない」「採用がうまくいかない」「サイトにアクセスがない」など、現時点で最も業務に影響が出ていることを起点にします。

② 解決したときのインパクトが大きいのはどれか 

複数の課題が並んだとき、どれが解決されると売上や事業に最も直結するかを考えます。「問い合わせが増えれば受注が増える」なら、まず問い合わせを優先するという判断になります。

③ 今の自社リソースで動かせるのはどれか 

理想の優先順位が決まっても、人も予算も足りなければ動きません。「今すぐ着手できるか」という現実的な視点も、絞り込みには欠かせません。

この3つを整理するだけで、「何から始めるか」がかなり明確になるはずです。

「何から始めるか」を一緒に整理するところから

マーケティングがうまく機能していないと感じたら、ぜひ一度ご相談ください。

私たちニューズコムは、単に広告を運用したりサイトを制作したりするだけの会社ではありません。「今、何を優先すべきか」「どの施策が自社の課題に合っているか」という上流の整理から、実行・改善までを一貫して伴走できることが私たちの強みです。

まずはヒアリングを通じて、最も優先すべき目的は何か、その目的達成のためにどの施策から着手すべきかを一緒に明確にしていきます。方向性を整えるだけでも、その後の打ち手や投資の精度は大きく変わります。

「やりたいことはたくさんあるけど、何から手をつければいいかわからない」「今やっている施策が本当に合っているか自信がない」といった段階からのご相談も、もちろん大歓迎です。まずは私たちと一緒に、現状を整理するところから始めませんか。
ぜひお気軽にお問い合わせください。