めがひらスキー場ポスター制作
毎年オープン用のポスターやチラシを制作している案件で、掲載実績ではメインビジュアルにAIを活用した3D画像を使用し、リアリティのあるデザインに仕上げています。
設計の視点:ポスターでは、遠くからでも印象を残すメインビジュアルと、シーズン訴求を一瞬で理解できる構成が重要です。
出典:ニューズコム「制作実績・導入事例」
「グラフィック制作とは、具体的に何を依頼できる仕事なのか」「チラシとパンフレットはどう使い分ければよいのか」「きれいなデザインと、成果につながるデザインは何が違うのか」。
企業の広報・販促・採用・営業では、ロゴ、会社案内、パンフレット、リーフレット、チラシ、ポスター、広告クリエイティブ、パッケージなど、さまざまなグラフィック制作が必要になります。しかし、制作物の名前から先に決めると、本来の目的に合わない媒体を選んでしまうことがあります。
誰に、何を、どの場面で伝え、どんな行動や印象につなげたいのかを整理し、その目的を文字・写真・イラスト・色・レイアウトなどの視覚表現に落とし込む仕事です。
そのため、良い制作物をつくるには、デザインに入る前の「目的・ターゲット・情報・使用場面」の整理が重要です。この記事では、グラフィック制作の基本から媒体の選び方、依頼前の準備、制作会社の選び方まで、企業担当者が実務で判断できる形に整理します。
※本記事では、企業・自治体・団体等が広報、販促、採用、ブランディングなどの目的で行うグラフィック制作を中心に解説します。制作物の呼び方や範囲は会社・業界によって異なる場合があります。
グラフィック制作とは、情報やブランドの価値を視覚的に伝えるために、文字、写真、イラスト、図形、色、余白、レイアウトなどを設計する制作業務です。「グラフィックデザイン」「グラフィック作成」と呼ばれることもあります。
企業向けの実務では、単にIllustratorやPhotoshopでデータを作ることだけを指すとは限りません。目的整理、企画、コピーライティング、撮影、イラスト制作、デザイン、印刷仕様の設計、入稿、印刷手配、別媒体への展開まで含めて対応する制作会社もあります。
商品・サービスの特長、企業理念、イベント情報、採用情報など、伝える内容と優先順位を整理します。
顧客、見込み客、求職者、取引先、来場者など、相手によって情報量や言葉、ビジュアルの方向性を変えます。
問い合わせ、来店、購入、応募、認知、理解、記憶など、制作後に期待する反応から逆算して設計します。
つまり、企業のグラフィック制作は「おしゃれにすること」自体がゴールではありません。必要な情報を、必要な相手に、適切な順序と表現で届けるコミュニケーション設計が中心にあります。
ニューズコムのグラフィック制作でも、ロゴ・CI/VI、会社案内・パンフレット、ポスター・チラシ、冊子、パッケージ、各種媒体への展開などに、企画・コンセプト設計から対応しています。
制作物は、情報量だけでなく「見る場所」「接触時間」「相手の関心度」「保管してもらう必要があるか」によって向き不向きが変わります。代表的な媒体を実務上の役割で整理すると、次のようになります。
イベント告知、キャンペーン、店舗集客、商品訴求など、限られた紙面で要点を伝えたい場面に向きます。新聞折込、ポスティング、店頭設置、手配りなど、配布方法まで含めて考えることが重要です。
向いている目的:告知、集客、来店、申込、期間限定施策
複数ページを使って、企業、商品、サービス、採用情報などを順序立てて説明できます。営業時、商談時、展示会、採用説明会など、相手の関心がある程度高まった場面と相性があります。
向いている目的:理解促進、営業支援、会社紹介、採用、信頼形成
一般に、一枚の紙を折って複数面に情報を整理する形式がよく使われます。施設案内、サービス紹介、メニュー、観光案内など、持ち運びやすさと情報量を両立したい場合に適しています。
向いている目的:概要説明、案内、持ち帰り、常設配布
駅、店舗、会場、施設内などで、短時間に存在を認識してもらう媒体です。文章を読ませるより、主メッセージとビジュアルを絞り、離れた距離からでも伝わる情報設計が重要になります。
向いている目的:認知、イベント告知、キャンペーン、空間演出
企業、商品、サービスの象徴となる視覚要素です。ロゴ単体ではなく、色、書体、余白、使用ルールなどをVIとして整理すると、Web、印刷物、広告、営業資料まで一貫したブランド表現をつくりやすくなります。
向いている目的:ブランド形成、認知、統一感、リブランディング
新聞・雑誌広告、交通広告、Webバナー、SNS広告など、広告枠の中で商品やサービスを伝えるビジュアルです。媒体ごとにサイズや接触時間が異なるため、同じデザインをそのまま流用するのではなく、訴求軸と情報量を調整します。
向いている目的:認知、クリック、来店、資料請求、キャンペーン誘導
なお、「フライヤー」「チラシ」「ビラ」などの呼び方には厳密な統一ルールがあるわけではなく、用途や業界によって呼び分けられる場合があります。名称よりも、どこで、誰に、どのくらいの時間見てもらうかで設計する方が実務では重要です。
出典・参考資料「フライヤー・チラシ・ビラの違いとは?用途や作り方、デザインのコツを解説|Adobe」
「パンフレットを作りたい」と決めてから相談する必要はありません。むしろ、制作前に目的を明確にし、その目的に合う媒体を選ぶ方が失敗を減らせます。
同じ目的でも、一つの媒体だけで完結しない場合があります。例えば展示会なら「遠くから認知させる大型パネル」「立ち止まった人へ説明するブース内グラフィック」「持ち帰って検討するパンフレット」「後日アクセスするWebページ」というように、接点ごとに役割を分ける方が自然です。
デザインの好みは人によって異なります。そのため、社内確認で「好き・嫌い」だけを基準にすると、修正が増えたり、ターゲットではなく社内の好みに寄ったりしやすくなります。
企業の制作物では、少なくとも次の観点で評価すると判断しやすくなります。
認知を取りたいのか、詳しく説明したいのか、問い合わせを増やしたいのか。最初に決めた目的に沿っているかを見ます。
作り手や社内担当者ではなく、実際に見る人の知識量、関心、年齢層、利用場面で理解できる表現かを確認します。
見出し、写真、価格、日時、CTAなど、最初に見るべき情報が分かるか。すべてを大きくすると、結果として何も目立たなくなります。
ポスターなら距離、チラシなら手元、広告ならスマートフォンなど、実際の閲覧条件で文字サイズやコントラストを確認します。
ロゴ、色、写真、言葉のトーンがWebサイトや他の営業資料と矛盾していないかを確認します。
問い合わせ先、QRコード、Webサイト、申込方法、会場など、見た人が次に何をすればよいか迷わない状態にします。
社内確認でよく起こる失敗
完成イメージを細かく決めておく必要はありません。ただし、次の情報があると、制作会社側が課題を理解しやすくなり、見積もりや提案の精度も上がります。
制作会社へ伝えるときの簡易ブリーフ
制作会社によって工程は異なりますが、企業向けのグラフィック制作は、おおむね次の流れで進みます。
課題、ターゲット、使用場面、納期、予算、必要な制作物を確認します。媒体が未確定なら、この段階で選択肢を整理します。
何を一番伝えるか、どのような印象をつくるか、どんな順番で情報を見せるかを決めます。
既存素材を整理し、不足する場合はコピーライティング、取材、撮影、イラスト制作などを行います。
コンセプトをもとにレイアウトやビジュアルを制作し、目的と情報設計に照らして確認・修正します。
文字、数字、URL、QRコード、画像、色、印刷仕様等を確認し、媒体に合った納品・入稿データを整えます。
必要に応じて印刷手配を行い、Web・SNS・広告・展示物などへのサイズ展開や継続運用へつなげます。
ニューズコムでは、企画・コンセプト、デザイン制作、印刷・入稿、データ納品、各種媒体への展開まで対応しています。制作物単体ではなく、Web、広告、映像、イベントなどを含めて統一した表現へ展開できる点も、総合的に依頼する場合のメリットです。
グラフィック制作には、すべての会社・案件に共通する一律価格があるわけではありません。同じ「A4チラシ1枚」でも、原稿や写真が完成している案件と、企画・取材・撮影から必要な案件では工程が大きく異なります。
見積もりに影響しやすい項目
相見積もりを取る場合は、総額だけでなく、企画、原稿、撮影、印刷、修正、納品形式まで、どこが含まれているかをそろえて比較することが大切です。
なお、ニューズコムではデザインから印刷会社への入稿・手配まで対応しています。制作データ(Illustrator、Photoshop等)の譲渡を希望する場合は別途条件があるため、必要な場合は契約前に確認してください。
出典・参考資料(ニューズコム公式)「よくあるご質問|株式会社ニューズコム」
ここからは、ニューズコムの実際の制作実績を例に、媒体ごとにどのような考え方で表現を組み立てているかを紹介します。単に「デザインできます」と説明するより、実際の制作物と目的を見る方が、依頼時のイメージを持ちやすくなります。
毎年オープン用のポスターやチラシを制作している案件で、掲載実績ではメインビジュアルにAIを活用した3D画像を使用し、リアリティのあるデザインに仕上げています。
設計の視点:ポスターでは、遠くからでも印象を残すメインビジュアルと、シーズン訴求を一瞬で理解できる構成が重要です。
出典:ニューズコム「制作実績・導入事例」
オフィシャル会報誌の編集・制作ディレクション業務。ニューズコムでは、広報誌・社内報・情報誌などについて、企画立案、取材、原稿作成、撮影、デザイン、印刷・製本、配送まで対応しています。
設計の視点:冊子はページデザインだけでなく、読ませる順序、取材・編集、写真、原稿まで含めた全体設計が品質を左右します。
出典:ニューズコム「制作実績・導入事例」
酒造りへの想いと製造環境を臨場感のある写真で伝え、商品への興味につながる構成を目指した制作実績です。
設計の視点:商品説明だけでなく、背景にある物語や製造環境まで伝えることで、ブランド理解を深める設計ができます。
出典:ニューズコム「制作実績・導入事例」
ほかにも、芸北高原大佐スキー場のリブランディング、「ザ・広島ブランド」英語版パンフレット、院内ポスター、観光誘致ポスターなど、用途の異なるグラフィック制作を行っています。具体的な制作事例はニューズコムの制作実績・導入事例で確認できます。
画像生成やレイアウト支援など、生成AIはグラフィック制作の選択肢を広げています。実際にニューズコムでも、案件の目的に応じてAI生成ビジュアルを制作表現に取り入れています。
ただし、AIを使うこと自体が目的になると、ブランドに合わない表現や、情報の優先順位が曖昧な制作物になりかねません。企業の制作物では、少なくとも次の判断は人が担う必要があります。
AIは制作を補助する有力な手段ですが、最終的な価値は「何を作れるか」ではなく、「目的に対して何を選び、どう仕上げるか」で決まります。
グラフィック制作会社は、得意領域や対応範囲が異なります。デザインだけを依頼したい場合と、企画・原稿・撮影・印刷・Web展開までまとめて相談したい場合では、適した会社も変わります。
比較するときに確認したいこと
「有名なデザイン会社だから」「価格が安いから」だけで決めるより、自社の目的を理解し、媒体選びから制作後の使い方まで話せるかを見る方が、長期的な失敗を減らしやすくなります。
厳密な使い分けが統一されているわけではありませんが、実務では「グラフィックデザイン」が視覚表現の設計そのものを指し、「グラフィック制作」は企画、原稿、撮影、デザイン、入稿、印刷など完成までの工程を広く含む意味で使われることがあります。依頼時は名称より、どこまで対応範囲に含まれるかを確認してください。
短時間でイベントやキャンペーンを告知し、行動を促したい場合はチラシが向いています。会社、商品、サービスを複数の情報に分けて詳しく説明したい場合はパンフレットが向いています。迷う場合は、情報量だけでなく配布方法、相手の関心度、保管してもらう期間で判断します。
対応範囲は会社によりますが、企画、取材、原稿作成、撮影、イラスト制作まで対応する会社であれば、素材がそろっていない段階から相談できます。むしろ、何を掲載すべきか迷っている場合は、デザイン開始前に情報設計から相談した方が進めやすいことがあります。
必須ではありません。「かっこいい感じ」「やさしい感じ」だけでは判断が分かれるため、まず目的、ターゲット、使用場面、伝えたい内容を共有する方が重要です。参考デザインがある場合は、「色が好き」「情報整理が分かりやすい」など、どこを参考にしたいかまで伝えると認識を合わせやすくなります。
必ず同じ会社である必要はありません。ただし、複数媒体で同じブランドを伝える場合は、コンセプト、ロゴ、色、写真、コピーの方向性が共有されていることが重要です。一社で横断対応する場合は説明や確認を集約しやすく、別会社に依頼する場合はブランドガイドラインや素材管理を整えておくと統一感を保ちやすくなります。
案件によります。AIによって素材制作や検討の幅が広がる場合はありますが、企画、構成、コピー、ブランド判断、権利確認、印刷・媒体調整、品質管理などは別に必要です。「AIを使うか」ではなく、目的を実現するためにどの工程へ使うと効果的かで判断することが大切です。
グラフィック制作には、チラシ、パンフレット、リーフレット、ポスター、ロゴ、広告クリエイティブなど多くの選択肢があります。
重要なのは、先に「何を作るか」を決めることではありません。
この順番で整理すると、必要な媒体、情報量、デザインの方向性が決めやすくなります。
見栄えの良さはもちろん重要ですが、企業のグラフィック制作で本当に必要なのは、「伝えたいこと」が「伝わる形」になり、次の理解・行動・ブランド形成につながることです。
「チラシかパンフレットか、まだ決めきれていない」「会社案内を作り直したいが、何を載せるべきか分からない」「ロゴ、Web、広告までブランド表現をそろえたい」という段階でもご相談いただけます。
ニューズコムでは、目的やターゲットの整理から、企画・コンセプト、コピー、撮影、グラフィックデザイン、印刷・入稿、Webや広告への展開まで、必要な範囲を組み合わせてご提案します。
制作物が決まっていない場合も、まず「何を達成したいか」から整理し、適した媒体と進め方を一緒に検討します。
Web・システム領域で約20年の実務経験を持ち、営業、マーケティング、デジタル広告・SNS運用、Web制作、システム開発、データ分析、Webディレクション、プロジェクトマネジメント、組織マネジメントまで、複数の専門領域を横断して担当。官公庁・企業サイト、キャンペーンLP、ECサイトの企画・設計・制作から、運用保守、アクセス解析、改善提案、サーバー管理、Webセキュリティまで、Web・デジタル領域における幅広い実務経験を持つ。
マーケティング領域では、事業計画、販売戦略・戦術、広報、プロモーション企画、Webマーケティングの設計から実行・検証までを一貫して支援。Google広告認定資格を持ち、Google広告、Yahoo!広告、Meta広告、LINE広告、TikTok広告、ジオターゲティング広告、DSPなどのデジタル広告について、企画、ターゲティング・配信設計、運用、分析、改善まで対応する。SNSについても企画設計、運用、効果分析まで手掛けるほか、GA4、GTM、GSC等の各種解析ツールや、GPS・位置情報データを活用した人流分析、ヒートマップ分析などを通じ、ユーザー行動や施策効果を多角的に捉え、データに基づく継続的な改善につなげている。
技術領域では、HTML・CSS・JavaScriptをはじめとするWeb制作の基礎技術から、WordPress、Movable Type、microCMS、ShopifyなどのCMS・EC構築、Laravel、CakePHP、CodeIgniter、Next.js、React、Node.js等を用いたWeb・業務システム開発まで対応。PHP、Python、JavaScript、TypeScript、Java、C#、C言語などのプログラミング言語や、Prisma、MySQL、PostgreSQL等のデータベース・データアクセス技術も活用し、フロントエンド・バックエンドの双方からシステムを設計・構築している。
基幹業務システム、CRM、SFAなどについても、導入検討から要件整理、設計、構築、運用まで対応。既製品や既存サービスの機能を活用しながら、業務に合わせた独自機能や業務アプリを追加するカスタマイズ開発から、要件に応じたフルスクラッチ開発まで、目的・予算・工数・将来の運用を踏まえて最適な開発方式を選択できる。単にシステムを構築するだけでなく、業務効率化、生産性向上、情報共有、営業活動の高度化など、経営・業務課題の解決につながる仕組みとして設計することを重視している。
近年は、Cursor、Vercel、GitHub、Supabase、Vercel Blobなどを組み合わせたモダンな開発環境を活用し、AIを取り入れたシステム開発、業務改善、分析、運用の高度化にも取り組んでいる。また、SEOに加え、AIO・GEO・LLMOを意識したAI検索最適化、Schema.org・JSON-LDによる構造化データの設計・実装にも対応。検索エンジンだけでなく、生成AIやAI検索が企業、サービス、人物、専門性、提供価値を正しく理解できる情報設計を重視し、Webサイトの技術基盤、コンテンツ、内部構造、構造化データまでを横断して改善している。
最大の強みは、これらを個別の専門領域として扱うのではなく、経営・営業・マーケティング・テクノロジーを一つの視点でつなぎ、求める成果から逆算して最適な手段を選択できること。顧客との打ち合わせ段階から事業課題や目的を整理し、事業計画、販売戦略、広報・プロモーション、広告、Web、システム、AI活用までを俯瞰したうえで、技術的な実現可否、開発方式、システム構成、必要な工数・コスト、構築後の運営・運用まで一貫して検討できる。企画と実装、マーケティングとシステムを分断せず、複数の視点から課題解決の方法を組み立て、実行後のデータを次の施策へ反映することで、精度の高いPDCAにつなげている。
執行役員・部門責任者としては、経営から現場までを俯瞰しながら、事業・組織のマネジメントにも従事。社内全体の技術基盤、業務システム、ルール、業務フロー、運用体制の設計・整備、スタッフ教育、技術的サポート、業務改善にも携わり、個別案件の成果だけでなく、組織全体の技術力、業務効率、生産性の向上を推進している。