News

TOPICS
コラム

御社のサイト、「突然止まる」「乗っ取られる」その備えは大丈夫ですか?

御社のサイト、「突然止まる」「乗っ取られる」その備えは大丈夫ですか?

多くの企業が見落としがちな、ホームページの“寿命”の話

結論から申し上げます。会社のホームページは、「作って終わり」ではありません。車と同じで、定期的に点検・整備をしないと、ある日突然動かなくなったり、外部から侵入されたりします。

しかも、その危険のサインは見た目には表れません。デザインがきれいなままでも、裏側では“古くなったプログラム”が限界を迎えている。これが、多くの中小企業のサイトで静かに進行しています。

多くの企業は、ホームページを「デザイン」「写真」「文章」の集まりだと考えています。間違いではありませんが、これは車でいえば“外から見える部分”だけの話です。見える部分(車体・ボディ)はお客様の目に触れる部分ですが、見えない部分(エンジン)はサイトを裏側で動かしている“心臓部”のプログラムです。ここが止まれば、どんなに車体が美しくても、車は一歩も動きません。

私たちがサイトのご相談をいただくとき、「見た目を新しくしたい」というご要望は非常に多くいただきます。一方で「エンジン部分の状態はどうなっていますか」とお尋ねして、すぐに答えられるサイト担当者様はほとんどいらっしゃいません。この“エンジン”は誰の目にも触れない場所にあるため、意識して点検する必要があります。

なぜ、定期的な点検と整備が必要なのか

整備を先送りすることで、致命的なリスクが発生します。

サイトを動かすエンジンには、メーカーが定めた“サポート期限”があります。サポートが終了すると、脆弱性が見つかっても公式のセキュリティ更新が提供されなくなる場合があります。また、公開された脆弱性情報が攻撃に悪用されるリスクも高まります。放置していると、以下のような危険が前ぶれもなく訪れます。

【危険1】「鍵の壊し方」が世間に広まる(車上荒らし・ハッキング)

サポート対象外となった古いWordPressやPHPを使い続けると、既知の脆弱性が残り、攻撃対象となるリスクが高まります。実際に侵入を許すと、サイトを勝手に書き換えられたり、お客様の情報を抜き取られたり、気づかないうちに別の攻撃の“踏み台”にされたりします。復旧には莫大なコストと信用の失墜を伴います。

【危険2】突然のエンスト(真っ白な画面)

古いエンジンのまま、新しい部品を無理に組み込もうとすると、かみ合わずにサイト全体が真っ白な画面になることがあります。管理画面にすら入れなくなり、Webサイトが完全に停止する恐れがあります。

機会損失は静かに積み上がっていく

古くなったエンジンのせいで一部の部品が動作を止め、問い合わせフォームが半年以上前から動かなくなっていたというケースもあります。世界のホームページの約4割が同じ土台の仕組みで作られており、2025年の1年間だけで1万件以上の弱点が新たに報告されています。放置は、時間とともに利息が積み上がる借金と同じです。

サイトを絶対に壊さない「4つの手順」

専門知識が求められる「エンジンの載せ替え」は、安全第一で進めます。

いざ整備しようとしても「怖いから何も触らない」という判断になりがちですが、順番さえ守れば、サイトの整備は怖い作業ではありません。

STEP1 シートベルトを締める(完全バックアップ)
万が一に備え、サイトの全ファイルとデータベースを丸ごと安全な場所に保管します。何かあっても、すぐ元に戻せる状態を先に作ります。

STEP2・3 車検・整備とエンジンの載せ替え
WordPress本体を最新の状態に揃え、新しいエンジンで動くか事前に互換性をチェックします。安全が確認できた段階で、サーバー側で慎重にPHPのバージョンを最新に切り替えます。

STEP4 公道テスト(動作確認)
トップページやフォームを入念に動作確認します。もし不具合が出ても、即座に旧エンジンへ復旧できる体制を敷いたうえで行います。

整備は「出費」ではなく、投資です

大切なWebサイトをこれからも安全に走らせるために、今すぐメンテナンスを実施しましょう!

古くなった部品を放置したサイトは、「突然止まる」「外部に侵入される」という危険を抱え続けます。逆に、最新モデルに載せ替えることで、既知の脆弱性を塞ぎハッカーの標的になるリスクを低減できるだけでなく、処理速度が大幅に向上し、今後の拡張が容易になります。きちんと整備されたサイトは、新しい取り組みも安心して積み重ねられる“土台”になります。

ニューズコムでは、「今、自社サイトがどんな状態なのか」を確認するところから、安全な整備、その後のメンテナンスまで、御社に合わせてお手伝いしています。「何から手をつければいいのか分からない」という段階からでも、まったく問題ありません。まずは一度、無料でサイトの状態を確認してみませんか。

この記事を書いた人

氏名
豊岡 照久
所属
ビジネス戦略推進部
役職・肩書
主任 マーケティングディレクター
プロフィール

Web・デジタルマーケティング領域で約6年の実務経験を持ち、Webサイト制作からデジタル広告運用、アクセス解析、継続的な改善施策まで一気通貫して担当。病院・医療機関、行政・自治体(移住定住促進など)、住宅展示場、工場・製造業など、業界・業種を問わず幅広いクライアントに対し、コーポレートサイト、キャンペーンLP、BtoC向けサイトの企画・設計・ディレクションを手掛けている。営業から実制作、運用フェーズまでを網羅する現場経験を活かし、常に顧客目線に立った泥臭くも誠実な対話と提案を信条としている。

Web制作領域では、企画立案、要件定義から、Adobe XD等を用いたワイヤーフレーム・UI設計、ディレクション、進行管理まで総合的に対応。WordPressなどのCMS構築に加え、自身でコーディングやサーバー移管もこなす技術力を備える。表面的なデザインにとどまらず、サイトの内部構造や実装の裏側まで理解しているからこそ、無理のない実現可能性と顧客の使いやすさを両立した的確なアプローチを得意とする。

マーケティング領域においては、「Webサイトは作って終わりではなく、育てていくもの」という考えのもと集客施策を強力に推進。Google、Yahoo!、Meta、LINE、X、DSP、アプリ広告など多岐にわたる運用型広告に対応し、GA4やヒートマップツールを用いた解析データをもとに、広告とLPを連動させたCVR(コンバージョン率)改善で多くの成果を上げてきた。

仕事において最も大切にしているのは、数字の向こう側にいる「人」と向き合い、決して嘘をつかないこと。「Webは専門用語が多くて分かりにくい」と感じるクライアントにも寄り添い、どんな細かい疑問にも丁寧に応えながら、同じ目線で悩み、成果を共に喜べる伴走者であり続けることを目指している。良い結果だけでなく課題も包み隠さず共有し、納得感を持って一緒にプロジェクトを進めていくプロフェッショナルとしての誠実さが、多くの長期的な信頼関係へとつながっている。

主任・プレイングマネージャーとしては、最前線で案件を牽引しながら、若手ディレクターの育成や複数案件の品質管理にも従事。営業・ディレクター・エンジニアそれぞれの気持ちや言語がわかる「橋渡し役」として社内コミュニケーションを和ませ、チーム全体が気持ちよく成果を出せる環境づくりに貢献している。

専門領域
  • Webディレクション
  • Webサイト企画・制作
  • フロントエンドコーディング
  • デジタル広告運用
  • アクセス解析(GA4・GSC等)
  • CVR改善・LPO
  • サーバー移管・保守
  • プロジェクト進行管理